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男子のナニー改

オナニーの古い因習を捨て、
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スローなマスターベーションの提案―そのメソッドへの実践的な取り組み

 

2019年8月06日

 これは、思春期の男子の、「健やかな“セルフプレジャー”(Self Pleasure)のための紳士協定」と思ってもらっていい。性欲を満たすための行為、つまりオナニーをしたいという欲求は、日常生活における自己への最高のご褒美として位置付ける。悪いことをしている…といった罪の意識を持つのは間違いだ。そして何より大事なことは、強い刺激によって快感を得る旧態依然のオナニーから脱却し、自己肯定感を高めるための、心と体のリラクゼーションを目的とした「新しいオナニー」へとマインド・チェンジすることだ。
 

新しいオナニーのメソッド

 「新しいオナニー」とはすなわち、アダルトビデオなどを利用した視覚による性欲増幅タイムと、実際のマスターベーションとを行程的に分けた、「ナチュラル・マスターベーション」の実践スタイルを指す。
 手淫の際には、自己の想像(妄想)のみで性欲のヴォルテージを高めていく。アダルトビデオやエロティックな写真を見ながら手淫をおこなうと、自分のペニスの動きを目視できないので、セックスの訓練とはならないのだ。また、視覚的効果に頼りすぎると、単にペニスに強い刺激を与えるだけとなってしまい、そうしたマスターベーションを続けていると、実際のセックスで「勃起不全」となったり、「射精不全」となってしまうことがある。「ナチュラル・マスターベーション」は、すべて自分の想像(妄想)だけで性欲を高めるスローなアクトなので、ペニスの動きをとらえながら徐々にヴォルテージを上げていくことができる。メソッドとしては次の通りである。
 
①事前に両手の爪を短く切っておくこと。爪が伸びていると、ペニスを傷つけてしまうことがあるから。また、オナニーの基本は手淫なので、手をよく洗っておくこと。セックスの場合と同じ、オナニーも清潔な状態でおこなうことが肝心。こうしたことは、いわゆる自己肯定感を高めるための最初の作法でもある。尚、手が乾燥してカサついている場合は、性器を傷つけてしまうことがないよう、ローションなどでしっかり保湿しておこう。
 
②オナニーをする空間は、絶対に他人に見られない・聞かれない、プライヴェートな部屋(場所)が望ましい。他人が通るのが窓から見えるとか、他人の話し声が聞こえるといった部屋では、落ち着いてオナニーに集中できないだろう。また、そうしたプライヴェートとは言えない環境でオナニーをおこなうと、目的を逸脱した性欲の解放に陥りがちだ。むろん、自分だけの落ち着いた部屋を確保できていても、そこが清潔な環境でなければならない。

③ベッドに、タオルケットとティッシュペーパーを用意しておく。
 
④ここからのオナニーの所要時間は、正味30分前後が望ましい。
 
⑤気分を盛り上げるための動画や写真を用意し、鑑賞する。あまり長い時間鑑賞する必要はない。性欲が高まり、ペニスが勃起すればそれで充分だ。ただし、この時オナニーはおこなわないこと。
 
⑥ここからは一切、視覚的効果を求めてはいけない。自分の想像(妄想)だけで盛り上げていく。まず、ペニスの陰嚢や裏筋あたりを優しく撫で、勃起するのを確認する。
 
⑦包茎の人は、優しく包皮を剥いて反転させる。反転させた後も、しばらく陰嚢や裏筋あたりを撫で続ける。この時点でペニスは充分勃起しているはずだ。ここでコンドームを付けると、さらに実際的となり、よりセックスの好意的な模範となって、自己肯定感が高まる。なんの想像(妄想)をしなくても、ペニスを優しく撫でているだけで気持ちいいはずだ。
 
⑧その後、寝そべった体勢で、目を瞑り、パートナーとのセックスを想像する。シーツを汚さないよう、タオルケットを敷いておくといい。勃起したペニスを優しくゆっくりといじりながら、ペニスを相手の体に挿入していく想像を試みる。そうしてさらにペニスを撫で続け、挿入したと想像するペニスの動きをイメージしながら、相手との興奮した状態をイメージする。この時、とてもいい気分となる。
 
⑨徐々にヴォルテージを高めていき、一度、その興奮から冷めたショートタイムを断続的につくるのもテクニック。徐々にヴォルテージを高めていくことは、セックスと同様のシチュエーションで心身の興奮を得ることになる。この時既に、さまざまな想像をめぐらしているので、興奮は頂点に達し、射精したい衝動に駆られるはずだ。それはもう、自分の好きなタイミングで射精してまったくかまわない。ただし、必ずしも、クライマックスで射精を伴う必要はないのだ。個人の自由である。あくまで自分のペースで、性欲を高めるのが目的であり、刺激優先ではない。優しい接触と想像だけでオナニーを楽しむのが、スローな「ナチュラル・マスターベーション」の本意である。
 
⑩オナニーが終わったら、ティッシュペーパーを使ってペニスや体を拭き、シャワーを浴びたりするのもいい。お茶やコーヒーなどを飲んで心をリラックスさせることもおすすめする。
 

注意すべきこと

○ペニスを傷つけたり、過度な強い刺激を与えない。
○床オナや皮オナはやらない。
○他人を巻き込まない。他人に見せない。自分だけでおこなう。
○道具を使ったオナニーを否定する。長時間に及ぶオナニーを否定する。パートナーに見せびらかすオナニーも否定する。
○自分で気分が滅入る行為はやらない。自己肯定感を高めるためにおこなうのだから、まったく個人で性的な快感を得るための、慎ましやかなオナニーが望ましい。
 

〈了〉 

コンドームを使用することも実際的で修練となる